大切なペットに安らかな眠りを
23区内のペット霊園をご紹介
はじめに
全ての飼い主さんが必ず最後に直面するのが、ペットとのお別れ。考えたくはないことですが、いずれその日はやってきます。大切な家族の一員であるペットが、死後安らかにいられるよう、出来るだけのことはしてあげたいですよね。
今回は、ペットの供養ができる23区内の霊園・納骨堂を紹介いたします。
ペット霊園とは?
ペット霊園とは、亡くなったペットを供養できる墓地のことです。ペット専用のところもあれば、人間と一緒に埋葬できるところもあり、場所によってその形式は様々です。ペット専用の霊園・納骨堂は、だいたい下記の3つに分けられるでしょう。
- 合同納骨堂/合同墓地:大きな供養塔などに、他のペットの遺骨と一緒に納骨される。
- 個別納骨堂:個別の納骨スペースがあるところ。室内で、ロッカー式が多い。
- 個別墓地:人間のお墓と同様に、個々の区画に墓石を設置し、骨壺ごと埋葬する。
1.ペットワールド六義園
まずご紹介するのは、駒込駅から徒歩1分のところにある「ペットワールド六義園」です。こちらでは、犬や猫はもちろん、小鳥やウサギ、エキゾチックアニマルなど様々なペットの火葬、葬儀、納骨を執り行っています。
納骨室や火葬方法も複数あるので、費用や要望に合わせた供養が可能です。ピアノ演奏と生花でお見送りしてくれるセレモニーコースもあります。
ヨーロピアンクラシックスタイルの納骨堂ですが、住職による供養も手配してくれます。年3回のご供養も行っているそうなので、忙しい方も安心して任せられますね。
ペットワールド六義園
東京都文京区本駒込6-15-10
TEL 0120-180911
定休日 毎週月曜・火曜、1/1~1/5、8/9~8/12
Webサイト
2.たんぽぽ墓苑 浅草橋
続いてご紹介するのは、浅草橋駅から徒歩3分のところにあるペット専門の火葬場・納骨堂「たんぽぽ墓苑 浅草橋」です。
秋葉原駅からも徒歩10分と利便性の高い場所にありますが、飼い主さんが直接行くことが難しい場合は、ご遺体の引き取り、火葬、納骨までしてくれるサービスもあります。イヌやネコだけでなく、ハムスターや爬虫類などの葬儀、納骨も可能です。様々なプランやオプションが用意されており、お通夜から納骨まで行うような人間の葬儀とほぼ変わらないものもあります。
同じ系列の墓苑が江東区や大宮、津田沼にもあるので、参拝しやすい場所を選べるのもいいですね。仏壇用のグッズも取り扱っているので、納骨後に家でも供養したいという方にもおすすめです。
たんぽぽ墓苑 浅草橋
東京都台東区浅草橋4丁目7−9
TEL 0120-419-428
定休日 なし
Webサイト
3.小豆沢(あずさわ)墓苑
次にご紹介するのは「清岸寺 小豆沢墓苑」です。板橋区の小豆沢公園の横にあるこちらの墓苑には、「人とペットが共に眠れるお墓」専用の墓域があります。それは、人間の命も動物の命も、命の尊厳は同じであるという基本理念から生まれました。
ペットの種類は限定していないので、ワンちゃんでもネコちゃんでも、ウサちゃんでも、一緒のお墓に入ることが出来ます。屋内墓所ですが、光溢れる開放的な空間となっています。天候に左右されず、気軽にお参りできるのもいいですよね。全館バリアフリーで、宗教自由、寄付不要と、色々な人にやさしい墓苑です。
※ペット霊園ではありませんので、申し込むときに「ペット可」の墓域を選部必要があります。ペットのみでのお墓の仕様は出来ません。
小豆沢墓苑
東京都板橋区小豆沢3-7-32
TEL 0120-594-538
休苑日 年2回(6月と11月のメンテナンス日)
開苑時間 9:00~17:00
Webサイト
4.哲学堂動物霊園
最後にご紹介するのは、中野区にある蓮華寺付属の「哲学堂動物霊園」です。
ペットも愛する家族の一員であり、それを失った飼い主の惜別の心に添う手伝いを、という理念で運営されています。葬儀は個別でも合同でも対応可能で、他の墓苑で荼毘に付された動物の供養もしてもらえます。
また、亡くなった動物たちへの感謝の気持ちを込めて、月法要を執り行うなど、動物への愛を大切にしていることが伺えます。
哲学堂動物霊園
東京都中野区江古田1-6-4 蓮華寺 境内
TEL 0120-556674
開苑時間 9:00~17:00
Webサイト
まとめ
今回は、ペットの供養ができる23区内の霊園や納骨堂を紹介しました。
その時が来た時に、少しでも落ち着いて対応ができるように、日ごろから情報収集しておくことをお勧めします。
※掲載されている情報は2021年7月のものです。