日本全国の有名ネコちゃんに会いに行こう! SNS話題の #猫駅長 #駅猫 まとめ
~関西・四国編~
はじめに
「猫駅長」や「駅猫」といった言葉を耳にしたことはありますか?
言葉の通り、ネコちゃんが駅長を勤めている駅や、駅に住み着いてしまったネコちゃんの事を表す言葉です。日本各地には猫駅長さんがたくさんいて、地元の人に愛されています。時には、観光名物になって地元を盛り上げちゃうネコちゃんも。
今回は、そんな立派なお仕事をされいる猫駅長さんを中心に、関西・四国地方にいる駅猫ちゃんを調べてみました。他の地域の駅猫ちゃんもまとめているので、是非併せてご覧ください!
和歌山県 貴志駅ニタマ・よんたま
にゃんご!よんたま駅長は、伊太祈曽駅の桜で、お花見ですにゃんご! pic.twitter.com/V4wuLZCwiN
— 駅長たま (@ekichoTAMA) March 28, 2021
最初にご紹介するのは、和歌山県の「貴志駅」でお仕事をしている、マネージャー駅長のニタマと、スーパー駅長のよんたまです。こちらの駅は、日本の民営鉄道で初めて猫が駅長に就任した、「猫駅長発祥の地」です。その時に就任したのが、名誉永久駅長のたま。そして現在、ニタマは貴志駅長として、よんたまは伊太祈曽駅長兼貴志駅駅長代行として活躍しています。
公式グッズや、LINEのスタンプなどの販売していて、猫駅長ブームの先駆けとして、ファンや観光客が楽しめる取り組みを行っています。電車や駅舎のあちこちで、たま駅長のイラストを見ることができて、大人から子供まで楽しめそうですね。
和歌山県 貴志川線 貴志駅
愛媛県 伊予上灘駅 トラ・カンナ・マロン
次にご紹介するのは、愛媛県の「伊予上灘駅」 にいる、3匹の福駅長さんたちです。トラ猫のトラと、サビ猫のカンナ、チワワのマロン、犬猫の種別を超えて仲良く乗客をお出迎えしてくれます。制帽を被っている姿がとてもかわいいですね。
みんなを笑顔にするから、ということで、「副」ではなく「福」駅長に就任したとのこと。3匹に会えるのは、「伊予灘ものがたり」が伊予上灘駅に停車しているわずかな時間だけだそう。また、体調にとっては有休もとられるとのことなので、3匹まとめて会えた方はラッキーですね。
愛媛県 予讃線 伊予上灘駅
参考:sippo「駅長犬と “福”駅長猫2匹 きまぐれなおもてなしで乗客を笑顔に」
岡山県 吉ケ原駅 ホトフ
駅長ホトフさん?#片上鉄道保存会 pic.twitter.com/Q5z2Va7MPV
— 心象鉄道復興計画! (@NangokuExp) June 3, 2018
最後にご紹介するのは、岡山県にある「吉ヶ原駅」です。実は、この吉ヶ原駅は、岡山県の備前市から現在の美咲町を結んでいた同和鉱業片上鉄道線の駅なのですが、1991年に廃線となってしまいました。
しかし、旧国鉄時代からの貴重な車両を保存する動きが高まったことを受け、有志の方たちが片山鉄道保存会を結成。毎月第一日曜日に定期的に展示運転を実施しています。また、駅舎自体も2006年に登録有形文化財に登録され、その歴史的価値を守っていこうという動きが現在までも続いています。
そして、廃駅となった駅の初代駅長を務めた猫が「コトラ」です。現在は、後任のホトフが駅長の座につき、日本中の鉄道ファンや猫駅長のファンを魅了しています。
岡山県 旧片上鉄道 吉ケ原駅
まとめ
今回は、関西・四国地方の猫駅長さんを集めてみました。関西・四国地方の猫駅長さんは、2代目だったり、複数の猫駅員さんがいらっしゃったりと、猫駅長の文化が長年受け継がれているのだと感じました。
※大勢の方が会いに行ってしまうと、ネコちゃんのストレスにもなってしまいます。実際に会いに行かれる際には、営業時間や写真撮影のルール等は事前に情報収集をしましょう。