ネコちゃんのベッドは意外と汚い?
ダニの温床にならないお手入れ方法とは
はじめに
うちのネコちゃんは室内飼いだし、ネコベッドなんて汚れていないから大丈夫!と思っていませんか。
あごに「フードのかす」がついたままネコベッドで横になるネコちゃんもいますよね。体調によっては、目ヤニや耳垢が付着しているときも。
ネコちゃんのベッドは、抜け毛や汚れによりダニやカビの温床になっているケースがあります。このままお手入れをしないと、カビやダニの増殖原因にもなるでしょう。
そもそもダニは、フケ、フードのかす、カビなどを好む生き物です。ダニの糞や死骸があると、他のダニが増える原因になります。ダニやカビが大量発生すると、飼い主のアレルギーにも影響がでてきます。
今回は、ネコちゃんベッドのお手入れ方法、洗い方やおすすめの頻度などをまとめてみました。
ネコちゃんのベッドはダニやノミの温床
室内飼いでもネコちゃんのベッドにノミやダニがつく可能性は十分あります。
ダニの大きさは0.2〜1mm、ノミは1〜2mmと小さく肉眼で見つけることは不可能です。
飼い主の靴や衣類に付着している場合がありますが、犬を一緒に飼っている場合は、散歩のときに持ち込んでしまう危険性も。
ダニやノミは人やペットを通じて家の中に持ちこまれるため、ネコベッドは年間を通じてお手入れが必要になってくるのです。
ネコちゃんのベッドには、ダニ、ノミ、細菌、カビ、原虫、寄生虫などの危険性があることを忘れないようにしましょう。
ネコちゃんのベッドのお手入れ法
まず、ネコちゃんのベッドが洗濯機で洗えるかどうか確認してくださいね。
お手入れする前に、ゴム手袋をはめて被毛をかき集めます。
布についた被毛は、ゴム手袋の摩擦を利用すると簡単にとれますよ。
ゴム手袋がない場合は、コロコロや掃除機で代用しても構いません。
洗濯機で洗えない場合
かまくら型のベッドなど、洗濯が難しい形状もありますよね。
ネコベッドが洗えない場合は、ビニール袋の中にネコベットを入れて天日干ししましょう。
1日天日干しをした後に、掃除機でダニの死骸を吸い取ります。
ダニの死骸を吸い込まないために、天日干しの後は必ず掃除機をかけるようにしてください。
ダニは、もともと加熱乾燥させると、繁殖をおさえる効果が期待できます。
60度以上の熱を20〜30分程度加えると死滅すると言われています。
天日干し以外に、乾燥機を使うのもおすすめです。
洗濯機で洗える場合
洗濯機で洗える場合は、洗濯ネットに入れて洗濯をします。
その後は、天日干しをして完全に乾かします。
香りが強い洗剤や柔軟剤は避けて、できるだけペット専用の洗剤を使ってください。
自宅の洗濯機や、乾燥機を使うことに抵抗がある人は、ペット専用のコインランドリーを利用しましょう。
ネコベッドのお手入れ回数は?
夏場は被毛が抜けやすいため、1週間に1回が推奨されています。
冬は1ヶ月に1回を目安にすると良いでしょう。
夏場と冬場でネコベッドと使い分けるのもおすすめです。
さらに、ネコベッドの置き場所にも注意をしましょう。
近年の住宅は、気密性が高く暖房が普及しているため、ダニも年中繁殖しています。
できるだけ風通しのよい部屋を選び、狭くて暗い場所に置かないようにしましょう。
まとめ
室内飼いのネコちゃんであっても、ネコベッドが綺麗とは限りません。
ネコベッドの汚れをそのままにしておくと、ダニやノミの温床になり飼い主もアレルギーの可能性が高くなります。
かまくら型のネコちゃんベッドは、天日干しをしたあとに掃除機を使いダニを除去していきます。
冬場は、毛布など洗濯ができるものを複数用意しておくと便利ですよ。
かなり汚れが目立つ場合は、買い替えも視野に入れてくださいね。
ペット専用のコインランドリーを利用するなど定期的にお手入れをしていきましょう。