ネコちゃんのブラッシングで健康チェック
はじめに
長毛種はもちろん、短毛種でも欠かせないネコちゃんのブラッシング。
換毛期の毛の生え変わりや、普段の毛づくろいのお手伝いに加え、毛玉吐き防止、ネコちゃんとのスキンシップにもブラッシングは必要です。
今回は、それに加え、ネコちゃんの健康チェックも一緒にできる方法をお送りします。
是非試してみてくださいね。
ブラッシング嫌いなネコちゃんにおすすめブラシ
ペットブラシ 2個入り グルーミンググローブ
ラバーグローブ型のブラシだと、ネコちゃんを撫でると毛が突起部分について抜けていくのでおすすめです。そのまま毛を剥がして繰り返し使えます。
ネコちゃんが落ち着いて、おだやかな時にブラッシングをスタート!
まずは、片手でブラシを持ち、またはグローブを付けブラッシングをしながら、反対側の手で優しく被毛の下にある皮膚に異常がないかチェックします。
お腹
ネコちゃんにとって、触られると嫌がるお腹部分は繊細なため、特に優しく指の腹で撫でるように触ってください。乳首周りにしこりがないか、抜毛している部分がないかチェック。
ブラッシングのたびに毎回チェックすると見つけやすくなります。
顔周り
耳、目と目の周り、鼻、ひげと指の腹で優しく撫でながら異常がないかチェックします。ネコちゃんには顎にニキビが出来やすいので、ザラつきや黒いゴマのようなものがないかもよく見ましょう。
しっぽから性器周辺
ネコちゃんは、排泄後も毛づくろいをよくするため、基本的に肛門周りもきれいです。汚れがないか、何かしこりや腫れもの、おかしなところがないかチェックします。
指の腹で丁寧に、皮膚を触っていきます。
足の裏や爪
足の裏の肉球の色などもチェックをしましょう。
汗腺のある肉球は、少ししっとりしているのが普段の状態です。湿りすぎていないか、また乾きすぎていないかも確認します。
黒い肉球でもピンクの部分がある場合もあるので、そこが白くなっていないかよく見ます。ネコちゃんの肉球は血管がたくさん通るところなので、色が白くなっていると貧血気味の可能性があります。
爪が伸びていれば切ってあげましょう。
全体的に皮膚が見えるほど抜毛していないか
ネコちゃんは、ストレスで毛づくろいの頻度が増え、舐め過ぎてハゲが出来ていることがあります。
皮膚が浮き出ているところがないか、よくチェックしましょう。
まとめ
ネコちゃんのブラッシングで毛を整えるだけではなく、普段触れない部分も指や目で細かく観察すると、病気の早期発見にもなりネコちゃんの健やかな毎日につながります。
ブラッシングと一緒に健康チェックもして、ネコちゃんが元気で過ごせるよう普段から気をつけて楽しい毎日を送りましょう。