ネコちゃんと快適に暮らすには?
ネコちゃんが落ち着ける部屋づくりをご紹介!
はじめに
ネコちゃんをこれから迎え入れる方や、今のお部屋に満足していない方、ネコちゃんとの部屋づくりで頭を悩ませていませんか?
本記事では、ネコちゃんと暮らす、部屋づくりの基本ポイントをご紹介します。
注意点などもまとめているので、ぜひご覧ください。
ネコちゃんの快適な部屋づくりに大切な6つのポイントとは?
食事場所とトイレを離す
食事場所とトイレは、離して設置しましょう。
ネコちゃんは本能的に、排せつ場所から離れたところで食事を摂ります。食事場所がトイレと近いとそこで食べなくなったり、トイレを使わなくなることがあります。
トイレの設置場所は、落ち着いて用を足せる柱の陰や、少し隠れた空間が好ましいです。
清潔なトイレをキープ
ネコちゃんは、とてもきれい好きです。
そのため、排せつ後すぐキレイにしてあげるのが理想ですが、留守中はそれができないため、最低1日1回は掃除しましょう。
排せつ物がそのままだったり、トイレが汚い状態のままだと、トイレ以外の場所で粗相してしまうことがあります。ニオイ対策として月に1回トイレを丸洗いするのが効果的です。
長時間の留守がある方は、頻繁な砂の取り換えが必要ない、システムトイレの購入も検討してみてください。
窓辺や高いところのくつろぎスペース
ネコちゃんだけのくつろぎスペースをつくってあげましょう。
ネコちゃんは、日当たりのいい窓際や、高い所などが好みです。
ネコちゃんは日当たりのいい窓際や、高い所などが好みです。窓の近くにキャットタワーやキャットウォークを設置するのもいいですし、そのなかで複数あるお気に入りの箇所に、ベッドやクッションを置いてあげると気持ちよさそうにくつろいでくれます。
自由に爪とぎできる場所を設ける
ネコちゃんの利用しやすい場所に、爪とぎ器を設置しましょう。
寝起きのストレッチやマーキングで爪とぎをすることが多いため、寝床や出入り口ドア付近やソファなど、よく爪とぎをしようとする場所に爪とぎ器を設置するといいでしょう。
ネコちゃんの爪とぎは生理現象で、排せつと同じくらい重要な行為なので、爪とぎで部屋がボロボロになるのが嫌でも止めさせることは不可能ともいえます。壁などで爪とぎをしようとしていたら、決められた爪とぎ場所にすかさず連れていってあげましょう。
快適な空調をキープする
暑いのも寒いのも苦手なのがネコちゃんです。
基本的に、エアコンで室内を快適な空調で保ってあげましょう。温度は20~28℃、湿度は40~60%を目安に、夏や冬はエアコンをつけっぱなしにするなど、特に気を配りましょう。
また、ネコちゃんの毛の長さ・体格・年齢に合わせて様子を見ながら調節をしてあげましょう。
エアコン以外にも、扇風機・電気ストーブ・こたつなどがありますが、扇風機はネコちゃんの体温調節にあまり役立たないですし、電気ストーブやこたつを低温設定していても、低温やけどの危険があります。ネコちゃんを熱中症ややけどから守るためにも、エアコンの使用をおすすめします。
さらにプラスであるといい!ネコちゃんが喜ぶスペース
ネコちゃんは、狭くて囲まれたスペースが安心して大好きです。
段ボールで、ネコちゃんの好きな狭くて隠れられるスペースを作ったり、押し入れやベッドの下、ソファーの下などにスペースを空けておくといいでしょう。
特に何匹もネコちゃんがいる場合、ネコちゃん同士のケンカが起こりやすいので、ストレス回避のためにも隠れられるスペースを必ず用意してあげましょう。
部屋にあると危険!?ネコちゃんに要注意なものをチェック
観葉植物
部屋に緑があると癒やされますし、ネコちゃんにも癒やし効果があると思う方もいると思います。
しかし、観葉植物の中でもユリ科のものは、ネコちゃんの口に入ると危険な猛毒になるので注意してください。
鉢植えの植物は、食べると危険な物質が混ざっている土や肥料もあるので、プランターカバーなどをつけて、ネコちゃんに触れられないよう対策する必要があります。
電気コード
細くて長い紐状ものをおもちゃにして遊ぶのが好きなネコちゃん。
電気コードに噛みついたり、爪でひっかいたりして、コードが破損し感電する恐れがあり大変危険です。
対策として、ボックス型のカバーで覆ったり、苦み成分のついたコードカバーを使用して、口に入れさせないような工夫をしましょう。
蓋なしゴミ箱
蓋のないゴミ箱は、漁って遊んでいるうちに、興味本位でゴミを口にいれて誤飲する危険性があります。
ゴミ箱は蓋付きのものにしておくと安心です。また、重さがあって安定したゴミ箱のほうが、ネコちゃんが飛び乗っても倒れる心配がないのでおすすめです。
アクセサリーなど小物類
ネコちゃんは、小さいアクセサリーや小物に興味を示し、足で蹴って遊んだりすることもあります。
その際、誤飲する可能性も十分にあるので、ネコちゃんが触れないように引き出しの中にしまって保管しておきましょう。
ネコちゃんの脱走を防ぐためにできること
ネコちゃんは、網戸を爪で破って簡単に外にでてしまう可能性があります。
脱走対策で、網戸ストッパーやラティス・フェンスをとりつけておくと、より安心でしょう。
また、ベランダや玄関を開けた際のネコちゃんの飛び出しを防ぐには、ドアの開け締め時に、内扉にあらかじめ閉じ込めておいたり、ケージに入れておくなどしておきましょう。
同居人が普段から習慣化しておくことが脱走を防ぐポイントです。
まとめ
ネコちゃんとの暮らしは、ネコちゃんの本能や習性を知っていくことが、安心で快適な部屋づくりに役立ちます。
一気に変えなきゃいけないと気を張らなくても大丈夫です。ネコちゃんとの生活を通して、その子の性格なども知る中で、徐々にお互いにとって快適な部屋をつくってみてください。