こんなにたくさん!
日本の猫島総まとめ特集③【九州編】
はじめに
猫島とは、正確な定義はありませんが、その名の通り猫がたくさんいる島!
今回は、日本の猫島総まとめ特集の最後、九州編をお届けします。
本州編、四国編と共に、日本中の猫島と猫ちゃんをお楽しみください。
12.福岡県「相島(あいのしま)」
九州編でまず最初にご紹介するのは、「相島」です。こちらは、本州編で登場した「田代島」と同様に、CNN「世界の猫スポット5か所」で取り上げられた、猫で有名な島です。
日本書紀、万葉集や続古今集にも歌われたり、江戸時代には朝鮮通信使を接待する施設があったりと、歴史ある島です。
島の主な産業が漁業であったことから、釣り具に被害を与えるネズミを退治するために猫が島で育てられるようになり、今のような猫島になりました。
相島では、猫に餌やマタタビを挙げることは禁止になっています。
猫を捕まえて、移動させたり、ゴミを捨てたり、猫を島内に捨てるのも禁止です。
マナーを守って楽しむことが大切ですね。
13.福岡県「藍島」(あいのしま)
九州編で二つ目にご紹介するのは、先ほどの「相島」と同じ読み方だけど、漢字が異なる「藍島」!
夏季には、海水浴観光客などで賑わうそうですが、猫島としても、かなり人気の島です。
こちらでも猫への餌やりは禁止となっています。ご注意ください。
他にも…福島県の猫島
福岡県「馬島」(うましま)
福岡県「玄海島」(げんかいじま)
福岡県「志賀島」(しかのしま)
福岡県「地島」(じのしま)
福岡県「能古島」(のこのしま)
福岡県「姫島」(ひめしま)
14.佐賀県「加唐島」(かからしま)
「加唐島」は、百済王の武寧王が誕生した島として知られる島で、晴れた日には、島の高台の公園から朝鮮半島を見渡すこともできるほど、朝鮮半島に身近な島です。
犬が一匹もいないとも言われ、猫にとっては暮らしやすい島ですね。
また、日本書紀に「椿の島」と記されるほど、椿が自生している島なので、お土産にはつばき油など、地元のものが手に入るかもしれません。
15.熊本県「湯島」(ゆしま)
熊本県の「湯島」は、有明海の中央に位置しています。
島原・天草一揆の際には、島原と天草の住民たちが戦略会議をしたことから「談合島」とも呼ばれていたそうです。
名物は、湯島大根や新鮮な魚介類!
観光客向けに、猫の出没ポイントを知らせてくれる案内板まで設置されています。
16.沖縄県「竹富島」(たけとみじま)
沖縄の原風景が残る離島「竹富島」。
この島のコンドイビーチは、白浜の美しさだけではなく、猫だらけという点でも評判です。
たくさんの猫島をご紹介してきましたが、その多くが住宅街や漁港に住みついている猫たちで、砂浜にいる猫は、珍しいかもしれません。
石垣島から最も近いとされる「竹富島」。沖縄を訪れた際にはぜひ南国の猫ちゃんたちに会いに行ってください。
まとめ
日本の猫島を3回に渡りまとめてみました。
今回ご紹介したものの他にも、猫島とは呼ばれていないけれども猫が多い島や地域は日本にたくさんあります。
動物好き、猫好きの方、ぜひ人生に1度猫島に訪れて、癒されてみてください。