犬や猫は全身が毛で覆われており、人間で例えると毎日毛皮を着ているような状態です。そのため、私たちにとって快適な温度や湿度でも、動物にとっては過ごしにくい環境である可能性があります。お部屋の気温や湿度を毎日チェックし、しっかり管理することが大切です。

寒いと感じている時の行動

 犬がみせる行動 

小さく丸くなる
小刻みに震える
布団や毛布にもぐる
散歩に行きたがらない　など

 猫がみせる行動 

身体を丸める
水を飲まなくなる
毛布などから離れない　など

室温・湿度の管理

犬と猫では適温や湿度に差があります。犬の場合は室温18℃～22℃、湿度40～60%が適切とされています。一方、猫にとっては室温は20～28℃、湿度は40～60%が適切とされています。シングルコートや被毛が短い犬種や猫種、原産国によっては寒さへの耐性の差がありますので、それぞれの品種が持つ特徴もしっかり把握しておく必要があります。
また、高齢や病気を患っている場合や、極端に寒がったり被毛の薄い犬猫に対しては、過剰に温かい場所にいると返って体調が崩れる可能性がありますので、無理に暖房で温めすぎないようにしましょう。また、暑くなりすぎ防止のためペットの逃げ場もあるとGood！

暖房器具を使用する際の注意点

火傷や事故にならないように使う器具によってしっかり対応してください。電源コードを噛んでしまったり、おもちゃにしてしまう場合はコード類に関しても保護対策もしっかり行いましょう。