東京都内ペット暮らしの方必見!
ペット同伴可なコロナ宿泊療養施設をご紹介
はじめに
一時は落ち着いたかと思われたコロナウイルス感染者数も2022年7月現在、再び増加傾向に転じています。ペットを飼っているみなさまは、もし自分が感染したらペットはどうするか決めていますでしょうか。
2022年7月現在、無症状もしくは軽症の方で、家族など同居している人にうつしてしまう懸念がある人は、各地に設けられた宿泊療養施設で過ごすことになっています。
ただ、ペットと離れられないため、宿泊療養施設で過ごすのをためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その対応として東京都では、ペット同伴可能な宿泊療養施設が設けられています。今回はこの施設について詳しく取り上げます。
施設の概要
船の科学館敷地内に整備されている医療機能を備えた施設とペット同伴施設を視察。
お弁当の受け取りテントの棚にはペットフードも…
第五波では酸素やカクテル療法の必要性や効果が示されているところですが、どんな内容でどれだけの施設をどこに備えるかの整理や、何より医療人材の確保が不可欠です。 pic.twitter.com/DvdeGe0XBh— 小宮あんり / 東京都議会議員(杉並区選出) (@komiya_anri) September 22, 2021
新たなコロナ感染者用宿泊療養施設
(公財)日本財団が船の科学館敷地内(品川区)に建設中の施設を視察
財団のより都に無償貸与の予定で、都が運営する軽症者用施設として検討中
都議会公明党が知事に要望した陽性者のペット同伴可の運用を都で初めて行う予定#ペット同伴 #日本財団 #細田いさむ pic.twitter.com/SEV9UPXhpv— 細田いさむ|江東区|公明党|都議会議員 (@i_hosoda) September 14, 2020
お台場の船の科学館敷地内にある無症状または軽症の人が、ペット同伴で泊まれる施設です。同伴可能な動物は、犬、猫、ウサギ、ハムスターです。
宿泊療養施設は普通、都内のホテルなどを貸し切って運営されますが、ペット同伴のこちらの宿泊療養施設は違います。仮設住宅のようなプレハブが置かれ、そこで生活するスタイルです。
部屋の広さは20平方メートル。一般的なビジネスホテルよりも広く、療養中に泊まるには充分です。部屋には、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ等の設備があり、wifiも完備されています。キッチンはありませんが、お弁当が毎日3食配布されます。
ペットは、部屋に設置されたゲージに入れておかねばならず、外に出すことはできません。また、管理の都合上、散歩には行けません。
その他の注意事項
東京都のサイトより特に注意した方が良いと思われることをまとめました。
詳しくは公式資料をご覧ください。
- ペットの頭数に制限はありませんが、ケースに入れて一人で持ち運べることが条件です。
- ペットの餌や必要な備品などはご持参ください。
- 備え付けのケージのサイズは以下の大きさです。
・犬&ウサギ用:幅 1180mm 奥行 770mm 高さ 720mm 程度 入口サイズ:幅 420mm 高さ 525mm 程度
・猫用:幅 850mm 奥行 450mm 高さ 1120mm 程度 入口サイズ:幅 300mm 高さ 480mm 程度
参考
東京都ペット同伴宿泊療養施設 ペットに関する注意事項
東京都ペット同伴宿泊療養施設 リーフレット
まとめ
もしもの時にペットと離れなくて良い選択肢があるのは、安心ですね。
ただ、お散歩ができない、ケージに入れておかなければならないなど、ペットのストレスになってしまう可能性も否定できません。ペットが体調を崩してしまえば、本末転倒です。感染してからだと冷静に判断ができないことも考えられます。やはり事前に対応を決めておくことが大切でしょう。
※2022年7月現在の情報を元に作成しています。実際に利用を検討される際には、最新の情報を入手してください。