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食べると危険!
ネコちゃんに絶対に与えてはいけない身近な食べ物とは?

食べると危険!ネコちゃんに絶対に与えてはいけない身近な食べ物とは?

はじめに

美味しいものがあると、飼ってるネコちゃんについついあげたくなりますよね。

でも、その食べ物はネコちゃんにとって危険な食べ物の可能性があるかも。

今回は身近にある食べ物の中で、ネコちゃんが食べてしまうと危険な食べ物について3つご紹介します。
この記事を参考に大切なネコちゃんの健康を守りましょう。

猫が食べると危険な食べ物①「ネギ類・ニンニク」

長ネギ・玉ネギ・ニラなどのネギ科植物や、ニンニクには「アリルプロピルジスルフィド」が含まれています。この成分は、ネコちゃんの血液中の赤血球を壊し、貧血・血尿・嘔吐などの症状を引き起こします。

アリルプロピルジスルフィドは、ネコちゃんの体重1kgあたり5gの摂取で症状が出るのでとても危険です。

また、玉ねぎの毒素は加熱したとしても消えることはありません。基本的にネコちゃんは玉ねぎの匂いを嫌いますが、ハンバーグやシチューなどの料理だと、肉類の匂いにかき消され、誤って口にしてしまうこともあるため注意しましょう。

猫が食べると危険な食べ物②「チョコレート(カカオ)」

チョコレートの原料であるカカオには「テオブロミン」が含まれています。

この成分が、ネコちゃんの中枢神経を刺激し、下痢、痙攣、嘔吐などの中毒症状を引き起こします。症状に即効性はなく、摂取後1〜2週間で発症するので原因を突き止めることが難しいです。

重度になると、死に至ることもあるので、チョコレートはネコちゃんにとって大変危険な食べ物。

ちなみに、テオブロミンの含有量がチョコレートの種類で異なり、ダークチョコレートの方がミルクチョコレートよりもテオブロミン含有量が多いため、危険性が高まります。

他にも、カカオを原料としているココアなども、ネコちゃんにとっては危険な食べ物なので注意が必要です。

猫が食べると危険な食べ物③「牛乳」

牛乳には「乳糖」と呼ばれる糖が含まれています。

ネコちゃんは、乳糖を分解する「ラクターゼ」という酵素をあまり持っていないため、乳糖をうまく消化吸収できません。そのため、お腹の調子が悪くなったり、下痢を引き起こすことがあります。

ネコちゃんに牛乳を与える場合は冷えた牛乳ではなく、常温の牛乳の方が良いでしょう。

また、離乳前の子猫には猫用ミルクが最適です。猫用ミルクには、乳糖の分解ができないネコちゃんのために、乳糖がカットされており、タウリンなどネコちゃんに必要な栄養素が含まれているので、オススメです。

まとめ

私たち人間にとっては安全な食べ物であっても、ネコちゃんには危険な食べ物である場合があります。
今回は、私たちが日頃よく口にする食べ物の中で、ネコちゃんが食べると危険な食べ物を3つ紹介しました。

ネコちゃんに与えて良い食べ物かを確認しておき、危険な食べ物はネコちゃんの手の届かない場所に隠したりと十分注意したいですね。
また、ネコちゃんに嘔吐などの深刻な症状が出た場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。

参考にさせていただきました

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