はじめに

これからワンちゃん、猫ちゃんをお迎えしようと考えている方は、生涯（終生飼養）共に暮らすにはどのくらいの費用がかかるかご存じでしょうか？
事前にいくらかかりそうか知っておくことで、お迎えする前の準備をしっかりできそうですね。
ペットとの暮らしを考えている方は参考にしてみてください。

１年間にかける費用、犬は34万円、猫は17万円

アニコムホールディングス株式会社の調査によると、犬・猫それぞれについて１年間にかける費用を調べたところ、犬が338,623円（前年比94.8％）、猫が169,281円（前年比105.3％）という結果がでました。

ワンちゃんは「外出」猫ちゃんは「健康への意識向上」に伴う支出がUP

ワンちゃんに関しては、コロナの影響が落ち着き外出が増えたことで、お出かけに関連したトリミング代、リードや首輪、交通費などが増加した結果となっています。
一方猫ちゃんは、フードを上質なものに変更したりサプリメントで補ったりと、愛猫の健康を気遣う飼主様の健康志向が高まった結果となっています。
上記以外の項目では、誕生日などのお祝いでケーキやおもちゃなどプレゼント代にかける費用もあり、平均予算は犬：4000円程度、猫2300円ほどとのことです。

毎月の支出（平均費用）

ワンちゃんの大きさや年齢によって違いますが、月間約30,000円の費用をかけていることが分かります。
大型犬は小型犬の約3倍フード・おやつの費用がかかると言われていますので、犬種も選ぶポイントになりそうですね。
猫ちゃんはワンちゃんと比べると約半分程度の約14,000円となっています。

生涯を通してかかる費用

犬猫ともに平均寿命は約14年前後という調査結果が出ています。
ワンちゃんは大きさによって異なりますが、約300万〜500万円程度必要となります。
猫ちゃんはワンちゃんの約半分程度となりますので、約150万～250万円程度必要となります。
ただし、この金額は2023年度の平均を参考に算出しているものなので、これに加えてお迎えする際の初期費用や亡くなったときの火葬・納骨費などがかかってきます。
また、急な病気や事故に備えて、余裕をもっておくことも大切です。

まとめ

今回は、ワンちゃん猫ちゃんにかかる毎月の出費と生涯を通してかかる費用について紹介しました。
お迎えする前に、自分の収入と相談して、大切な家族のためにこれらの金額を毎月支払っていけるか真剣に考えてみるのが重要です。
ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。